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「愛を読むひと」と裁判員裁判   高知のお薦めペンション&ホテル [高知]

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 話題の映画「愛を読むひと」をTOHOシネマズ高知さんに観に行きました。

 ベストセラー「朗読者」の映画化です。
 話のはじまりは、少年が年上の女性にあこがれる「年上の女(ひと)」物と、思わせて 話が展開するに従って、少年が、青年、中年になる従って、本作がただの恋愛映画では ないことがわかってくる語り口は見事です。

 映画に余白があり、鑑賞者によって様々な解釈ができる部分 もみどころです。
 見逃された方は、ぜひDVDなどでご覧頂きたい傑作です。
 今のところ、私の 本年のベストテンに入っています。

 ただ、素直に楽しめない事情がありました。
 
 物語の中盤、大学法学部に進んだ主人公が、 実習として教授とゼミの仲間と、裁判の傍聴に行きます。
 仲間の一人は、「悪いことをした 者は、すべて罰したらいいんだ」とゼミで短絡的に力説します。
 それに対して、名優ブルー ノ・ガ ンツ(過去にヒトラーを演じて話題になりましたね)の老法科教授が、
 「裁判は、悪いことをしたかどうかを決めるのではない。 それぞれの時代の法律に反したか、どうかを決めるのだ」 と説きます。

 ちょうど裁判員裁判が始まりました。
 「12人の怒れる男」のH・フォンダや「評決」のP・ニューマンの活躍に、無邪気に快哉を叫ぶことができなくなりまし た。
 
 「気がついたら、戦争になって いて、赤紙が来ていた」という亡祖父の言葉を思い出しました。
 もはや、映画の中で裁判の シーンがあると、今まで同様には楽しむことはできません。[雨]人気ブログランキングへ


朗読者 (新潮クレスト・ブックス)

朗読者 (新潮クレスト・ブックス)

  • 作者: ベルンハルト シュリンク
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)






◇高知のオススメの宿泊場所。ペンション、ホテルです。


ペンション 木のくじら

ペンション 木のくじら

  • 場所: 高知県土佐清水市加久見松崎1464-461
  • 特色: 潮騒を聞きながら眠りにつき、朝小鳥のさえずりで目覚める。そんな海辺のログハウスへ来てみませんか。



ホテル日航高知 旭ロイヤル

ホテル日航高知 旭ロイヤル

  • 場所: 高知県高知市九反田9-15
  • 特色: 県内で最高層のシティホテル。全室無線LAN対応!22Fレストランバー(地上100m)からは晴れた日には太平洋も眺めます。



高知パレスホテル

高知パレスホテル

  • 場所: 高知県高知市廿代町1-18
  • 特色: 高知市の中心県内最大級のホテル。本館203室 禁煙館59室 全室液晶テレビ 有線LANをご用意いたしております。



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