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吹き替え映画の素敵な世界シリーズ 「警部マクロード」 [外国映画・吹き替え映画の感想文]

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 今日の高知市は、雨か雪が降りそうな曇天で、寒いです。

 刑事コロンボのみにスポットライトが当たっていたようですが、NHK土曜の夜のお楽しみ海外ドラマとして忘れてはならないのが警部マクロード DVD-BOX 1
です。

 このたび、放送当時の日本語吹き替え版を収録したDVDが発売されました。
マクロード役の宍戸錠さんと、クリィフォード部長役の加藤武さんの、かけあいが作品にユーモアを与え、とても魅力的です。

 余り知られていませんが、当時、カラーテレビのテレビCMに、宍戸さんと加藤さんが声で出演し、マクロードを思わせるセリフまわしで、商品の説明をしていました。

 今回発売されたDVDは、当時の放送順で収録されていますので(米国での放送順とは異なります)、放送当時の雰囲気を楽しむことができます。

 加えて、お二人以外の吹き替えキャストも、やるじゃないかNHK!という、豪華なキャストが揃っています。これも、このDVDの魅力の一つでありましょう。

 当時、ご覧になった方も初めてという方も楽しめるパッケージです。

    


吹き替え映画の素敵な世界シリーズ 「炎のランナー」 [外国映画・吹き替え映画の感想文]

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  今回の吹き替え映画は「炎のランナー (アルティメット・エディション) [DVD]

」です。
音楽は、ロングセラーになっていて、若い方でもご存じですね。
オリンピックを目指す、イギリス人を、古い英国と新しい英国の対立や、信仰心を絡めた傑作です。
 
 アカデミー賞も受賞しました。

 イアン・ホルムがいい味を出しています。
英国映画だからでしょうか、オリンピックでアメリカチームが嫌な連中に描かれています。
 吹き替え版のテレビ初放送は、荻昌弘さん
荻昌弘の試写室―週刊朝日 (日本映画編)

が解説されていた「月曜ロードショー」です。
 とりわけ、クリスチャンに関する翻訳が巧みで、説得力があります。

炎のランナー (アルティメット・エディション) [DVD]


ハロルド・エーブラムス ベン・クロス 野島昭生
エリック・リデル イアン・チャールソン 田中秀幸
サム・ムサビーニ イアン・ホルム 千葉耕市
アンドリュー・リンゼイ卿[2] ナイジェル・ヘイヴァース 塩沢兼人
オーブリー・モンタギュー ニック・ファレル 神谷和夫
ジェニー・リデル シェリル・キャンベル 高島雅羅
シビル・ゴードン アリス・クリーグ 有馬瑞香
ヘンリー・スタラード ダニエル・ジェロル 江原正士
サンディ・マクグラス スチュアート・ロジャー 千田光男
皇太子 デイビッド・イェランド 鈴置洋孝
バーケンヘッド卿 ナイジェル・ダヴェンポート 大宮悌二






「グラン・トリノ」の日本語吹き替え版イーストウッド=滝田裕介は、正解でしょうか・・・? [外国映画・吹き替え映画の感想文]


ペンション 木のくじら

ペンション 木のくじら

  • 場所: 高知県土佐清水市加久見松崎1464-461
  • 特色: 潮騒を聞きながら眠りにつき、朝小鳥のさえずりで目覚める。そんな海辺のログハウスへ来てみませんか。




孤高の騎士クリント・イーストウッド (映画作家が自身を語る)

孤高の騎士クリント・イーストウッド (映画作家が自身を語る)

  • 作者: マイケル・ヘンリー・ウィルソン
  • 出版社/メーカー: フィルムアート社
  • 発売日: 2008/06/30
  • メディア: 単行本



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今のところ、本年度の私の外国映画ベストスリーに入る「グラン・トリノ」です。 DVDのレンタル、発売も始まりました。
吹き替え版では、イーストウッドの声を滝田裕介さんがアテていらっしゃいます。
その吹き替え自体は、完成度が高く、
アニメ声の吹き替えが多くなった現状では貴重です。



滝田裕介さんは、

「ジョーズ」の日本テレビ初放送版でロイ・シャイダーをアテられて、

これがズバリ正解でした。

何より、同作の主要キャストロバート・ショーが北村和夫、リチャード・ドレイファスが樋浦勉と

いう舞台俳優そろい踏みの、吹き替えは、日本の吹き替え映画の中でも

きわめて完成度が高い物です。

「ジョーズ」に関する限りでは、羽佐間道夫さんより、滝田さんのほうが、

あの映画のロイ・シャイダーの雰囲気をつかんでいます。




で、「グラン・トリノ」ですが、最初に述べたように素晴らしい吹き替えではありますが・・・

もう一歩踏み込んで考察すると、本作は俳優イーストウッドの、引退作ということですので、

本作のイーストウッドは、これまで彼が主演した諸作品の映画的記憶を体現しています。

と、いうことは、声においても、過去の作品を想起させるのが適切でしょう。

単に、老け声だけではダメなんです。



と、いうことを踏まえて、やはり、見渡せば野沢那智さんを登板させた方が、

作品の持つ意味合いを、吹き替えでより鮮明に打ち出せたのではないでしょうか。



硫黄島二部作のプロモで、来日したイーストウッドのNHK番組への出演の際、

ボイスオーバーで、アテられていた野沢那智さんは・・・

番組のディレクターの要望で、かなり老け声を出されていました。

これを考えると、「グラン・トリノ」でも那智さんイーストウッドが適切と存じます。



「ダイ・ハード4.0」のようにDVD吹き替えが2バージョンあれば、
理想的だったのですが・・・。




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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
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